閑居って、笑ってる場合やないですよ。
世界はたいへんなことになってるんですよ。
ただ、わたしのまわりの光景は、ふだんより静かで、山を見れば、空気はいつもより澄んでるし。
わたしはお出かけしなくてよくて、人と話さなくてよくて、お金使わなくてよくて。一生懸命練習しなくてよくて。
在宅の仕事が少しと、読書。
語りの世界にどっぷりつかっていた30数年が、うそのよう。
あれはぜんぶ夢だったんだ。
そして一瞬、緊張をわすれる。
子どもの頃のように。
現実から目をそらして、ほんのちょっと力を抜いてみる。
でないと、やってられないもの。
けど。
テレビ付けたら、新型コロナウイルスが・・・と、アナウンサーがたたき起こしてくれる。
我が街の感染者は9人になった。
そうだった。みんなで手をつないで、自然の脅威をやりすごさねば。
みんなそれぞれの場所で、がんばってるんだ。
わたしも、わたしにできることしよう。
今日の児童文学は、おやすみ。
アルバム:グリム童話の旅(14年前だよ)
ちょっと私おかしいな。
自分のためにすら語れない。涙が出てしまう。